催し物のお知らせ



こんばんは、余韻のノダです。



4月の空き状況


・4/20(木)15:30〜(カットのみ)

・4/21(金)16:30〜(カットカラー、カットパーマ、カラーリングのみ、のいずれか)

・4/27(木) 13:00以降空いてます

・4/28(金)13:30以降空いてます


上記ご案内可能です。ご予定合いましたら、どうぞ宜しくお願いします。











催し物のお知らせ


荻野 智生 個展


カメラにあそばれる


を開催致します。




「写真」は主観を客観的に、または、誰かの主観を自分の主観でみなおす事が出来る。「カメラ」は装置。

写真を眺める時、対象となっている物や事象を見ているようで、実際にはその人の目や記憶を奥に感じている事が多い。今の所そんな風に考えている。


「カメラを分解したいので付き合ってほしい」

彼はそう言った。写真がどうこうよりも、装置をこわす事からはじめなければこの展示は先へ進めないらしい。クレイジーだと思いながら、嫌な気持ちはしなかった。どこかでそれを待っていたのかもしれない。


(写真を撮る)という行為は明らかに生活の一部となった。ポケットやカバンに潜む(それ)を使う場合であれば、必要なのは指先の動作2、3程で、僅か数秒の事である。今や誰もが当たり前に記録し、無限に作品が生まれている。

ふと考えた。

その行為全体ではなく、(写真)と(カメラ)を切り離した時、それぞれは私達にとってどれ位の距離にいるだろう。

カメラロールを埋め尽くすそれらがどのように生まれるか、最近考えただろうか。肌身離さず持ち歩く(それ)がカメラでもあるという感覚はあるだろうか。

写真を撮る事があまりにも速く、あまりにも感覚的になり過ぎて、道具や道筋の事は随分と端の方へ追いやられていないか。


彼はこうも言っている。

「写真というのは光と道具があってこそ。今自分がやっている事は、切り取るだけの泥棒なのかもしれない」


物事に色んな側面がある事は周知の事実。

なにかアンチテーゼのようなものではなく、本展は(写真を撮る)という行為において、その側面を一つずつ知りたいという強い欲求に動かされた、彼の記録だと思っている。



荻野 智生 個展

カメラにあそばれる

会期:4/12(水)-4/30(日)

時間:10:00-19:00(月火休)



皆様のご来場、心よりお待ちしております。



それじゃあ今日はこの辺で失礼致します。

また明日お会いしましょう、良い夜をお過ごし下さいませ。








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